幸せになる食べもの・食べかた ヒーリングフード
第3号 2013/5/14配信

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幸せになる食べもの・食べかた ヒーリングフード 第3号 2013/5/14

           日本ヒーリングフード協会
http://www.healingfoods.jp/

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「食を通じて幸せになる方法を、世界中の人たちと共有したい」
そんな思いで、日本ヒーリングフード協会は、食べものや食べかたの研究を
進めています。

* 素敵な食べものの情報
* ワクワクする食べかたの情報
* 奥ゆかしい食文化の知恵や知識
をみんなでシェアし、分かち合う。
その結果、食材のショッピングや料理や食事がもっと楽しくなり、
生活の価値が上がる…。
そんな活動をしている日本ヒーリングフード協会からメルマガをお届けします。

食べて幸せになる話題、作って幸せになる話題、学んで幸せになる食の話題を
紹介します。

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●【お知らせ】
●【食べる話題】
●【作る話題】
●【学ぶ話題】

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●【お知らせ】

ヒーリングフード・ジュニア・インストラクター養成講座
2013年6月東京開講(6/23・6/30)日曜 2日間集中
2013年6月東京開講(6/27・6/28)平日 連続2日間集中
2013年7月東京開講(7/14・7/15)連休連続2日間集中

素敵な食べもの、ワクワクする食べかた、奥ゆかしい食文化の知恵や知識。
つまり食を通じて幸せになる方法、ヒーリングフード。

ヒーリングフードについて基礎的なことを学ぶ講座です。

   詳しくはこちら。
http://www.healingfoods.jp/school/

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●【食べる話題】

   レストランなどで感動するような体験をしたら、そのことを
ダイアリーに記録してみてはいかがでしょうか。
あとで読み返したときに、感動がよみがえり、幸せな気分に
なれます。
感動する体験には、必ず「学び」があります。「学び」がある
からこそ、感動するのだとも言えます。

   日本ヒーリングフード協会では、「感動」と「学び」のある
レストランやカフェをダイアリーに記録し続けてきました。
このコーナーでは、そのダイアリーのなかから「食べる話題」
を紹介していきます。

   今回の話題はこちらです。

   ▼ ▼ ▼

<コンフォートフード(Comfort Food)>

「ヒーリングフード」と少し似たイメージの言葉に「コンフォートフード」
という言い方があります。
しかし両者は同じではありません。

「ヒーリングフード」は日本ヒーリングフード協会が独自に定義する言葉で、
ご存じのとおり「幸せになる食べもの・食べかた」を意味しています。

一方、「コンフォートフード」はアメリカを中心に一般的になりつつある言葉です。
辞書によるとその定義は

traditionally eaten food which often provides a nostalgic or sentimental
feeling to the person eating it
(懐かしさがこみあげてくるような、伝統的な食べもの)

…だそうです。
いわば、「おふくろの味」ということでしょうか。

各国でコンフォートフードに分類されているもののうち、
代表的なものを紹介します。

   アメリカ: アップルパイ、ミートローフ、フライドチキン、ハンバーガー
イギリス: ソーセージとマッシュトポテト、フィッシュ&チップス
カナダ: マカロニとチーズ(クラフトディナーと呼ばれます)

アメリカ、イギリス、カナダのお母さんたちは、家族にこういうものを作って
いたということですね。

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●【作る話題】

   フランス料理やイタリア料理が日本で広がるにしたがい、
「和風フレンチ」や「和風イタリアン」という料理も
誕生し、数多くのレシピが作られていますね。
アメリカでは「カリフォルニア風フレンチ」や「テキサス風
メキシコ料理」が家庭の食卓にも出ています。
異なる国の食文化が出会うことで、新しい食文化が生まれ、
食べる幸せがアップしていくのです。

   食べものや食べかたの研究を進めている日本ヒーリングフード
協会では、「異なる国の異なる食文化が混ざり合うレシピ」
というテーマでの研究も行っています。

   今回のレシピはこちらです。

   ▼ ▼ ▼

<イタリアンチヂミ>

イタリア料理と韓国料理のフュージョン

◆材料◆4人前(大きめフライパン1枚分)

バジルの葉 6枚
ミニトマト 4個
タマネギ  1/4個
パプリカ 1/4個
ピザ用チーズ 約20g
小麦粉 1カップ
水 1カップ
塩 小さじ1
胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ2

(たれ)
バルサミコ酢 大さじ1と1/2
粉チーズ 大さじ1/2

◆作り方◆

1)バジルは適当な大きさに手でちぎる。ミニトマトは 3mm の薄切り。
タマネギとパプリカは縦に薄切り。
2)小麦粉、塩、水を合わせて混ぜる。よく混ざってからバジル、ミニトマト、
タマネギ、パプリカ、チーズを加え、さっくりまぜる。
3)フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、生地を広げて入れ、
フライ返しで抑えながら焼く。
4)焼き色がついたらひっくり返し、両面焼く。
5)食べやすい大きさに切って、器に盛り、ソースを好みでかけていただく。

チヂミのモチモチした食感が、イタリアンの食材にもよく合います。
フライパンでできるピザのようでありながら、バルサミコチーズソースはまさに
チヂミのたれのように絶妙な存在になっている新感覚のイタリアンチヂミです。

ソースをかけなくても美味しいのですが、バルサミコチーズソースをちょっぴり
かけければ、たちまち大人の味になり、ワインが進みます。

チーズの量はお好みで調整いただけますが、多すぎるとひっくり返しにくく、
焦げやすくなるのでお気をつけくださいね。

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●【学ぶ話題】

「オーガニックに生きる」
「ホリスティックに考える」
「食文化を愛でる」
これが幸せになる食べもの・食べかた ヒーリングフードの
3本柱です。
このコーナーでは、ヒーリングフードの3本柱に関連する話題
を、紹介していきます。
今回は、「ホリスティックに考える」につながる話題です。

   ▼ ▼ ▼

<アメリカのメタボの歴史>

アメリカが(イギリスと並んで)世界でもっともメタボ度の高い国の1つだ
ということは、皆さんもご存じのことと思います。
では、いつごろからメタボ度が高かったのでしょうか。
ちょっと調べてみました。

昔々、19世紀の後半。
Voit(発音不明)という名の学者がいて、こんなことを言ったそうです。
「アメリカ人は、タンパク質を1日118グラム、摂取すべきだ」
それ以来、アメリカでは「1日118グラム」のことを「Voitスタンダード」と
呼ぶようになりました。

118グラム摂取せよ、とわざわざ主張するということは、当時の人々はそんなに
摂取できていなかったことの表れだといえます。

(ちなみにこの Voit 先生は、現代ダイエットの父と呼ばれています)

その後、1902年になり、フレッチャーさんという人物(この人物が何者だったのか、
学者だったのか何だったのかは謎です)が、こんなことを唱えました。
「ものを食べるときは、飲み込む前に32回、咀嚼すべきだ。32回咀嚼すれば、
Voitスタンダードの118グラムに足りなくても、タンパク質は十分に摂取できる」
どうして「32回」なのかは不明ですが。

その後、1907年。
つまり今から106年前に、エール大学のチッテンデン教授という人が
「ヒトの栄養」という本を出し、こんなことを提唱します。
「タンパク質を1日118グラム摂れというのは、は多すぎる。つまりアメリカ人は
食べ過ぎだ。毎日118グラムものタンパク質を摂っていたら、腎臓がやられてしまう。
タンパク質は半分でいい」
教授はさらにこんなことも言いました。
「ホワイトカラーの人は、1日あたり3000カロリーも食べれば十分だ。それ以上、
食べてはいけない」

つまりこのころには、科学者が警鐘を鳴らすほど、アメリカ人は食事の量が多く、
運動不足で、メタボも増えていたということになります。

ちなみにこのチッテンデン教授はずいぶんエライ先生だったらしく、日本(当時は
明治時代の終わりごろ)から栄養学を学びにきた留学生も、この先生に教わっていた
ようです。

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